ジェフティーの観戦録

ジェフ千葉のサポーターやってます。since 2006~

第25節新潟戦 連敗しない強さを発揮

こんにちは、ジェフティーです。

 

前節大分を相手にショッキングな負け方…。
私自身、どうしても執筆する気力になれず前回は投稿いたしませんでした…
2得点してから、後半に3失点。堅守を誇るジェフで、2得点して勝ち点を取れないのは非常に痛手である。大分だけで6失点…

この敗戦から3日後、新潟との上位対決を迎えた。
前回大戦では鈴木大輔選手のロスタイム弾で勝利したが、あの時とはチーム状況が異なる。フォーメーション、メンバー、順位。そして、前節でのショッキングなメンタル状況。自信を喪失してもおかしくない試合だった。

尹監督も試合前、「今日は勝ち点3の試合ではない」と語るほど厳しい状況だった。だが、蓋を開けてみると2-1で勝利を手にした。試合後、「勝ち点3より大きな試合となった」と発言。それくらい連戦の厳しさ、メンタルの厳しさをわかっていての戦い方となった。

 

ここからは、私の個人的な意見を述べていく。

①チームの強みでシーズンWを達成

まさか新潟に2勝できるとは…。新潟は今シーズンホーム負けなし。厳しい展開となり連敗も覚悟したが、何とか堅守で守り切った。

この試合を決めたのは、やはりセットプレーの強さであった。今シーズン何度田口選手のキックをもとに点が動いたことか…そのくらい精度の高いことが今のジェフにはできている。

そしてそれに詰めていたのは、ルーキー西久保選手。あの状況でフリーになる選手の多さ、そして初ゴールは待望の先制点。後半戦のジェフは開始20分以内に得点を決めるとができるチームとなり、試合を優位に進めることが多くなった。その展開にするためにも、西久保選手の先制点は非常に大きなものだ。

 

②攻撃陣の得点増加 ソロモン選手の大活躍

前半に島田選手のスーパーフリーキックで同点にされてしまった。今日はやはり厳しい展開になるのか。後半立ち上がりも何度も相手にチャンスを作られたが、出場停止明けの新井章太選手がファインセーブを連発。そして、6月以降好調のあの男が結果を残す。秋山選手の弾道の低いシュートをソロモン選手がヒールでフリックして決めきる。

え、、、そんなおしゃれなことできたんですか?!そうみんなが思うほど鮮やかな得点であった。大分戦でも前を向くプレーで点を決め、今節はゴールの近くでテクニックを披露。後半戦のソロモンの姿はまさに我々が求める、ストライカーとしてのFWに近づいてきている。前半戦は、うまく体を使えず簡単にロストしてしまうこともあったが、最近はためを作り味方が来るまで保持できるようになった。

戦術的な変更がソロモンを大きく進化させているだろう。2TOPにしたことでソロモン選手の周りにサポートが2人はつける(ブワニカ+見木、風間)。今まで1TOPで孤立していたところがなくなり、非常に動きやすそうにしている。前を向いてもサポートにほかの選手がついたりと、ソロモン選手のバリエーション増加が現在できている。アタッカーも多いので、今後ケガ明けが多くなってもこのフォーメーションは継続してほしい。

 

③復帰組との連携が、今後の課題

②でもあげたように、復帰組がどこまで今のフォーメーションに適応できるかは今後のチーム編成で大きなカギになるだろう。うまくいっているチーム状況で無理にメンバーチェンジはしないと考えている。ただ、統率という面で鈴木大輔選手、質の高い左利きのキックを持つ佐々木選手、後半流れを変えられる末吉選手、2TOPで開花しそうなレオンソ選手など、復帰組が4-4-2で活躍できる場所は多くある。試合勘が鈍っている復帰組をどう起用していくのか、今後も考えていきたい。

相手チームの分析やその日の状況に応じて可変的にシステムを変えられる、チームの強みができてきたのかもしれない。その戦い方ができれば、相手のギャップをつける可能性が高まる。どこまで現レギュラーが、復帰組とコミュニケーションをとってチームとして還元できるか。非常に楽しみである。

 

 

さて、今節大きな勝ち点を得たジェフ。次節は苦手とする北関東勢の一角、栃木戦。前回対戦は、ロスタイムに勝ち越され敗戦。ホームでダブルを食らうわけにはいかない。
ここで何としても勝利して、連勝街道を突き進んでほしい。
注目は田口選手とソロモン選手。3連戦の最終戦、フルで稼働しているため疲れはあるかもしれない。だからこそ、田口選手の質の高いキックでセットプレーからゴールを導いてほしい。また、ソロモン選手は6月以降天皇杯含め4ゴール目。さらには2試合連続ゴール中と調子を上げている。ポストプレーだけでなく、勝利に導くゴールをお願いしたい。何より、ホームのゴール裏側で点を決めてくれるとさらに喜びます(笑)

 

では、明日栃木戦で勝てることを祈りましょう!
WIN BY ALL!!